同じ趣味を持つ友人との関係で質問を受けました。
…あまりにも彼女のこだわりは強く、一見共通点が多くとも、私が安心して共有出来る話題がありません。とても窮屈です。
まるでTVかラジオに向かって話をしているかのようです。彼女は送信専門。私は受信専門。彼女の話を私はウンウン聞いて理解し褒めもしますが、彼女は何処か排他的、同じだけの付き合いをしてはくれません。
相性というものは、自ら合わせるものだということは承知しておりますが(相手を変えることは無理ですもの)、もし目指すものや大事にしたいことが違うなら、それは別れる方が互いにとって良いのではないでしょうか?』
大好きな趣味の分野で本来は共通の話題も多いはずなのに、向こう側が一方的に語るばっかりで、こちらからの会話や見解に対してスルーされたり、反応もまったくない関係。こんなストレスフルの関係なら別れた方がいいのではないか、ということですね。
もう一つ質問があったのは、その友人から1週間前に送られたはずの手紙がまだ届いていない。『彼女は嘘をついているのではないか』ということでした。
では、実際のホロスコープではどう出ているのでしょうか。

送られたはずの手紙はどうなっているのでしょうか。9ハウスは友人7ハウスの手紙(通信)を表します。通信のナチュラル・ルーラー月が9ハウスに入っています。手紙はまだ友人の手元にありそうです。
手元にあるということは、『手紙を出した』という言葉は嘘だったのでしょうか。
7ハウスのルーラーはベネフィックの木星で、11ハウスに入っています。そこは7ハウスから見える位置(ハウス)です。11ハウスは信頼のハウスで、ロード(魚のサインのルーラー)も木星であることから、信頼に値しない木星ではない、つまり嘘をついていない、と読み取れます。
友人が嘘をついていないとすると、何がおきたのでしょうか。いくつか原因が考えられますが、一番考えられるのが、切手の貼り忘れ、もしくは切手が足りなかった、ということではないかと思います。手紙は出したけれど、戻ってきてしまった、というやつですね。
後日、ご本人さまから連絡があり、手紙は数日後に届いたそうです。
まるで、一連の動きを天から見ていたようなチャート(ホロスコープ)です。
カレントさんにも、そして私にもわからない友人の行動が、どうしてホロスコープに映し出されたのか、本当に不思議な占術だと思います。
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